平成15年 5月 3日(土) 快晴 トヨタレンタカー姫路店を出発しました。 今日の車は新車で、ナビゲーションシステムが付いていました。ナビゲーションを初めって使いました。 今日の観光地は、兵庫県西部、播磨方面です。 相生市の羅漢の里県立自然公園に到着。感状山城跡へ来ました。 ■ 感状山城跡 この城を有名にしたのは、赤松則祐の築城後まもない建武年間、1336(建武3)年の白旗山合戦です。建武の新政権に反旗をひるがえした足利尊氏は、いったんは敗れて九州に逃れました。尊氏を追って西下したのが新田義貞ですが、その前に立ちはだかったのが、当時の山陽道に近い白旗山や感状山の城でした。 赤松則祐らが感状山城などで義貞の西下を阻んでいる間に、勢力を回復した尊氏の軍勢が東上し、義貞の軍を破ることになりました。 これによって尊氏は京都に上り、室町幕府を開きました。この戦いでの赤松勢の奮戦を讃えて、尊氏は感状を与えその労をねぎらいました。この城が感状山城と呼ばれるようになったのはそのためであるといいます。 ![]() 駐車場に車を停めて、感状山城の登山を開始しました。 登山道はよく整備されています。擬木と小砂利を使っている道です。あと何mと標識もでています。 城跡まであと120mから、山道になります。 感状山城跡 入口へ。 城跡は平坦になっていて、ところどころに木が生えています。 ![]() 城跡T曲輪から、さらに歩いて感状山城跡の本丸に着きました。 登りは、約25分ぐらいかかりました。 ![]() 城跡を下り始めます。 駐車場に帰り着き、それから車で上郡町へ向かいました。 ■ 法雲寺 上郡町 赤松円心が創建した寺です。 ![]() 円心堂がありますが、鍵がかかって参拝できませんでした。 ■ 法林寺 今日、前もって何回か電話したがだれも出ません。 ![]() お寺には、誰もいないようでした。 円心館は、半分シャッターが開いていますが、扉にはカギかかっていて中に入れません。 ガラス越しに、赤松円心の木造が見えました。 ![]() お昼時となったので、上郡町の街中の喫茶店で昼食をとりました。 ■ 白旗城跡 この城を有名にしたのは、南北朝時代の1336(建武3)年の白旗山合戦です。この合戦で、感状山城などの支城とともに、足利尊氏を追う新田義貞の西下を阻み、尊氏に再起の時間を与え、その結果、足利尊氏は勝利を得て室町幕府を開設しました。結果的に室町幕府の成立を可能にした城であります。 ![]() 中央の山が白旗城跡です。これから頂上まで登り始めます。 白旗城入口に着き、林道入口の路肩に車を停めました。 ![]() 最初は、杉・雑木の山道で小陰が涼しく急な道でもないので、歩きやすかったです。途中から、道がコンクリート舗装になります。 川に架かっている橋を渡ると、トイレがありました。水洗トイレではないですが、新しい感じがしました。 白旗城跡まで、ここから1.6kmの道標があります。ここからの登りがきつかったです。 道が岩ばかりになってきました。自然石が階段のようになっています。杉木立の中で日の光はあまり入ってきません。急な道を登ってゆくので非常にきついです。暑い。 櫛橋丸跡へ着きました。 ![]() 城跡には、なぜか椿の木が多かったです。紅い花が咲いていました。 やっと本丸跡へ着きました。登りに1時間ぐらいかかったことになります。こんなに時間がかかるとは思いませんでした。 本丸跡 ![]() 三の丸跡からの眺望 ![]() 本丸跡から下山します。 車を停めておいた所に着きました。 ■ 赤松円心館跡 ![]() ■ 上月城跡 上月城跡に着きました。時間がないので登りませんでした。 ![]() ■ 杉坂峠 杉坂峠へ。 ![]() 帰りは、佐用町まで下道で走って、中国道・佐用ICから高速に乗り山崎ICで降りました。そこから下道で姫路に入り、姫路バイパスから帰りました。 18:30 姫路駅着 今日の走行距離 165.6kmは、燃費 23.22km/リッター。今日も燃費がよかったです。 連続して予約できなかったので、今日は姫路市内の違うホテルを予約しています。 それほど離れていなくて、歩いてゆき、そのホテルにチェックインしました。 |