平成18年9月1日 岐阜へ。 朝4時前に家を出て,常磐道、首都高、中央道と乗り継ぎます。早朝は、高速道路が空いていて気持ちいい。 しかし、甲府あたりから、雨が降り始める。先が思いやられる。本降りになってきました。 岐阜県に入る頃眠くなり、神坂ICでしばし仮眠。 |
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■ 正伝寺 臨済宗妙心寺派 岐阜県加茂郡八百津町 |
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もともとは,暦応2年(1339)夢窓国師の開基した米山寺といいました。 永正年間(1504〜20)土岐氏の祈願所となっています。 |
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その後,稲葉右近方通が,父、稲葉一鉄の13年忌に現地に移し、正伝寺と改めました。 |
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■ 金山城跡 可児市の金山城跡へ。田舎にある山城ですが、堅固な雰囲気がいい城跡です。 二ノ丸の下まで、車で行けます。 |
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金山城は,室町末期,天文6(1537)年,斎藤道三の命をうけ,斉藤大納言正義が築城しました。その後,斉藤正義は,土岐氏に討たれます。 永禄8(1565)年,織田信長が美濃を勢力圏におくと,森三左衛門尉可成を7万5千石の金山城主としました。 以来,森可成,長可,忠政父子三代の居城となりました。 |
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森可成は、森蘭丸の父です。可成は、織田信長の有能な武将でしたが近江で討ち死にしています。 蘭丸を含め森親子は、何人も討ち死にしています。苛酷な世の中でした。 |
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城の本丸跡には,神社が建っています。 |
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天気が回復し青空になってきました。うれしいですね。 |
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■ 東香寺 臨済宗妙心寺派 岐阜県加茂郡富加町大平賀1335 |
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この寺は、六百年余りも昔、正和4年(1315)、夢窓国師が開山しました。 |
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夢窓国師作の庭園 自然の地形を生かして心字池があります。 風雅なたたずまいをしています。 春にはサツキや ツツジ等の花の名所となります。 |
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土岐頼遠の供養塔 この宝篋印塔は、室町期からの様式だそうです。 寺の記録では、室町幕府の命により、東香寺を建立した土岐頼遠の供養塔として、この宝篋印塔が建てられたと伝えられています。 |
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■ 永保寺 虎渓山永保寺(臨済宗)は、土岐川のほとりにあります。 鎌倉末期、夢窓疎石ら一行が、この深山幽谷に魅せられて庵を結んだのが始まりで、中国廬山の虎渓の風景にあやかり、虎渓山と名づけました。 |
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観音堂前の池にかかる橋,夢際橋。 |
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観音堂(国宝)は、1314(正和3)年の建立で寺で一番古い建物で、一重裳階付入母屋造で、唐様と和様の折衷様式です。 |
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見事な庭園です。 |
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