平成21年12月 西国三十三所の興福寺の南円堂で参拝をすませ、東大寺へ向いました。 ■ 東大寺 ![]() 東大寺は、奈良時代に聖武天皇が国力を尽くして建立した寺です。 聖武天皇が当時の日本の60余か国に建立させた国分寺の中心をなす「総国分寺」と位置づけられました。 「奈良の大仏」といわれる盧舎那仏(るしゃなぶつ)を本尊とし、開山(初代別当)は良弁僧正です。 奈良時代には、中心堂宇の大仏殿のほか、東西2つの七重塔を含む大伽藍が整備されましたが、中世以降、2度の兵火で多くの建物を焼失します。 現存する大仏は、台座などの一部に当初の部分を残すのみです。 大仏殿は江戸時代、18世紀初頭の再建で、創建当時の堂に比べ、間口が2/3に縮小されました。 大仏さんの寺として、古代から現代に至るまで広い信仰を集めています。
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