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白河小峰城は、1340年に結城親朝が小峰ヶ丘に築城したのが始まりです。
結城氏は、源頼朝が奥州藤原氏を滅ぼした時に従軍した結城朝光を祖先とする名族です。 |
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結城氏は戦国時代まで続き、江戸時代になると丹羽長秀の息子・丹羽長重が初代藩主として入城し、近世城郭である小峰城を築城します。 |
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その後、合計で7家(丹羽、榊原、本多、奥平、結城、久松、阿部によって統治され、その中には松平定信もいます。 |
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幕末の戊辰戦争において白河藩は奥羽列藩同盟に加入します。
慶應4年4月〜7月の約100日にかけ、新政府軍との激戦が繰り広げら、白河城は落城し焼失しました。 |
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小峰城は、長く石垣だけという状態が続いていましたが、平成3年に三重櫓という、実質的に天守の役割を果たした建物を、木造で復元。平成6年には引き続き三重櫓に隣接した前御門も復元しています。
なかなか本格的な城です。 |
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小峰城の本丸は、かなりの高台になっています。
二ノ丸に、白河城集古苑という博物館があります。結城家と阿部家の文書を保存・展示しています。 |
● 南湖公園
南湖の水と赤松の美しさが調和した景観がみごとです。 |
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南湖公園は、白河市にある、江戸時代、松平定信が造園した日本最古の公園です。 |
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湿地帯に造成された南湖を中心に周囲は松林・楓・桜が植栽され、遠方に位置する那須連山や関山という自然を借景とする手法が取られています。 |
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広い池です。
ハスの花が咲いていました。
広々として、清らかな公園です。
赤松の木々も見事です。 |
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「南湖」の名は李白の詩句「南湖秋水夜無煙」から、また「白河小峰城」の南に位置していたことから名付けられたといわれています。 |
● 南湖神社 (なんこじんじゃ)
南湖神社は、白河市にある南湖公園隣接し、鎮座する神社です。
祭神は松平定信。
1920年(大正9年)5月10日に神社設立が認可され、1922年(大正11年)6月11日に竣工し、御鎮座大祭が行われました。 |
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参道入口付近に、松平定信の銅像があります。 |
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お隣の楽翁会館前にも、松平定信の銅像がありました。 |