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立石寺の階段を登っていきます。
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立石寺 根本中堂(国重要文化財)
まず、迎えてくれるのが、根本中堂(国重要文化財)です。
堂内には、千年以上の昔から絶やさず灯された不滅の法燈があります。
これは比叡山から分火されたものです。
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後に、比叡山が織田信長により焼き討ちされ、比叡山の伽藍は灰燼に帰しました。
再建された比叡山 根本中堂には、この立石寺の法燈から分火されました。
いきなり、根本中堂があったの拍子抜けしたのですが、奥の院へ向います。 |
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道の左側に、松尾芭蕉さん、曾良さんの銅像があります。
手前の方が曾良さんです。
320年も前にここへ来られたのですね。
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山門で入山料を払い、これからが長い階段の始まりです。 |
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奥之院まで八百余段の石段を、一段一段登ることによって、煩悩が消滅され、幸福になれるとされています。 |
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石段を、ひたすら登ります。
ずっと深い木立のなかを登っていきます。
ちょうどよい気候で、汗はかきません。 |
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石段の脇をふと見ると、西国三十三所の写し本尊の石仏がありました。
第一番 那智山 如意輪観世音菩薩です。
登るごとに、一番から三十三番まで続いており、登る励みになりました。 |
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デジカメで写真を撮りながら、休み休み登っていきます。
せみ塚
松尾芭蕉が山寺で読んだ句をしたためた短冊をこの地に埋め、石の塚をたてたもの。
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人が多く、道幅も狭いので、自分のペースで登れません。 |
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仁王門
左右には仁王尊像が安置されています。
この先から頭上が開け、下界の眺めがよく見えるようになります。
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納経堂
写経を納める納経堂で、山内で最も古い建物です。
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開山堂
立石寺を開いた慈覚大師のお堂で、大師の木造の尊像が安置されており、現代でも、僧侶が朝夕、食飯と香を供えてお勤めしているとのこと。
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五大堂
五大明王が安置されています。 |
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堂の舞台からの景色の眺めは素晴らしく、山寺随一の展望台となっています。
けっこう高い所まで登ってきています。 |
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やっと、奥之院まできました。
奥之院
ここまで、約30分ぐらいでしょうか。
秋で気温が低いため、比較的楽でした。
奥之院まで登っても、私の煩悩は消えないようです。 |