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蓮峰山 常堅寺
(曹洞宗)
本堂手前の桜の花が残っていました。
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かっぱ淵 カッパ淵は、カッパ(河童)の伝承地です。
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かつてカッパが多く住み、人々を驚かしたという伝説がのこる場所です。
常堅寺の裏手を流れる小川の淵で、今も清らかな水が流れています。 |
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淵の水辺にはカッパの神を祀った小さな祠が建っています。カッパの神は乳の神であり、乳児のある母親が母乳の出がよくなるよう祈願するとよいとされていました。 |
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山口の水車
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水車は昔、付近の人々の脱穀や製粉に利用されていました。
今ではほとんど見ることができない、情緒ある水車が残っています。 |
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デンデラ野
遠野では、昔60歳を越えた老人はすべてこのデンデラ野へ追いやる習慣がありました。
老人はそのまま死んでしまうこともできないので、日中は里へ下って農作業をしていたといいます。
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デンデラ野は、遠野における「姥捨て山」伝説です。
姥捨て山というのは、普通はそう簡単には行けないような山の中にあるものだと思いますが、デンデラ野はそんなに人里はなれた場所というわけではなく、集落の近くの丘の上にあります。 |
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山崎の金精様
金精様とは豊饒と子孫繁栄のシンボルとして男性の性器をかたどった石や木を祀る民俗神です。遠野ではかつては家々で祀っていたこともあるといいます。 |
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陰陽石
境内に置かれています。 |
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キツネの関所
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魚などを持ってキツネの関所に通りかかると、草むらの中からキツネはその魚を狙い、女に化けたり、飲み友達に化けたりして、その魚を騙し取るという、人間とキツネの素朴な交流を示すエピソードがありました。 |
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五百羅漢
遠野市にある五百羅漢像は、自然石に刻まれたものです。
今よりも平均気温が3度も低かった江戸時代、高冷地の遠野はしばしば凶作に見舞われ、宝暦5・6年(1755・6年)、天明2年(1782年)などの大飢饉には多くの被害者を出しました。
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