 |
飯盛山は、福島県会津若松市の中心部から少し東側にある標高314mの山です。
白虎隊自刃の地としても知られています。 |
 |
山へ登るのには、石段を徒歩で登るのと、エスカレータで登るコースがあります。
|
 |
エスカレータは、大人250円でした。これは楽ちんです。 |
 |
ムッソリーニ政権寄贈の記念碑
福島県会津若松市の飯盛山に昭和3年にローマ市・ムッソリーニ政権が寄贈した記念の碑が今も残されています。
当時、白虎隊勇士の遺烈に不朽の敬意を捧げる、との意からローマ市がポンペイの遺跡から出土した石をこの地に寄贈したそうです。 |
 |
この石にはローマの権威を顕わすファシスタ党のマサカリと文字が刻まれていたそうですが、一時(戦時中)米軍により撤去の指令があり消されました。
鷲の彫刻がかっこいいです。 |
 |
戊辰戦争(会津戦争)時、会津藩の少年たちで構成される白虎隊士中二番隊が、戸ノ口原の戦いでの奮戦空しく撤退する際、この地で鶴ヶ城周辺の武家屋敷等が燃えているのを落城と錯覚し、もはや帰るところもないと自刃した地です。 |
 |
「白虎隊十九士の墓」には、年間200万人ともいわれる観光客が訪れ、墓前には香煙が絶えません。 |
 |
白虎隊中、ただ一人蘇生した飯沼貞雄氏の墓が離れて建てられています。 |
 |
白虎隊受難の地です。 |
 |
ここから、鶴ヶ城が見えました。
当時は、これほど家が無くて、よく見えたのでしょう。 |
 |
中腹には、栄螺堂(さざえどう)(旧正宗寺三匝堂)があります。
上りと下りで同じ道を通らず抜けられるという仕組みで、国の重要文化財に指定されています。 |
 |
戸ノ口堰洞穴
猪苗代湖の水を会津地方に引くために造られた洞穴です。 |
 |
白虎隊士中二番隊が、お城の安否を確認するため、この洞穴を通過してきました。 |
 |
今でもごうごうと水が流れ出ています。 |

白虎隊士の銅像 |

白虎隊士酒井峰冶と愛犬クマの銅像 |