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世界遺産暫定登録リスト入りを目指しているようです。 |
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樺崎寺は、源姓足利氏二代目の足利義兼により、文治5(1189)年に創建されたといわれます。
義兼は、源頼朝の従兄弟にあたり、鎌倉幕府の創設に尽力しました。 |
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樺崎寺は、浄土庭園を持つ寺院跡で、足利市を代表する中世の遺跡です。 |
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樺崎寺は、戦国期以降は足利氏の衰退とともに徐々に衰え、明治維新後の神仏分離令により廃寺となりました。
現在の八幡宮社殿は江戸時代の初めごろ、栃木県北部の藩主であった喜連川氏により再建されました。 |
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現在は、樺崎八幡宮として地域の人々の信仰を集めています。
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多宝塔跡です。 |
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多宝塔跡 |
足利市から、宇都宮市に来ました。
■ 宇都宮城跡
宇都宮城は栃木県宇都宮市本丸町にあった城で、関東七名城の一つです。
江戸時代は宇都宮藩の藩庁となりました。 |
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宇都宮城は、平安時代、藤原秀郷あるいは、藤原宗円が二荒山の南に居館を構えたのが初めといわれます。 近世・江戸時代に改修され、輪郭と梯郭形式を合わせた土塁造りの平城でした。 |
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本多正純の頃には天守があったといわれていますが、清明台櫓を事実上の天守としていました。また、徳川将軍の日光東照宮参拝の際に将軍の宿泊施設として利用されました。 |
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明治初頭の戊辰戦争の際に焼失し、第二次世界大戦後に都市開発が行われたため、遺構はほとんど残っていませんが、本丸の一部の土塁が現存しています。 |
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現在、本丸の土塁、堀が外観復元、建物(清明台、富士見櫓、土塀)が木造で復元され、宇都宮城址公園として一般に公開されています。 |
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富士見櫓 |
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今後、本丸御成御殿、本丸清水門、本丸伊賀門を復元する計画があるそうです。 |